
6/20(金) 震災学習 荒浜小学校
6月20日(金)に震災学習を実施しました!
荒浜小学校、せんだい3.11メモリアル交流館を訪問しました。
震災学習の目的
震災学習の目的は、東日本大震災を知ることです。
東北(特に沿岸部)の観光は震災抜きには語れないもので、世界中が関心を持っています。
学生たちには、観光業に携わる人材として、震災そして復興の歩みを学び、また、災害への備え、発生時の行動についても考える機会を持ってほしいと考えています。
震災遺構 荒浜小学校
お話をしてくださったのは、荒浜小学校の震災時の校長であった川村孝男さんです。
日本語にまだ不慣れな留学生にも、わかりやすい表現でお話していただいたので、理解が深まり、より関心をもって聞いている様子がうかがえました。
学生たちは、自然の力の恐ろしさや、災害はいつどこで起こるかわからないという現実を実感し、日頃からの備えの大切さを学んだようです。
4階展示室では、地震発生から避難者全員の救出までを、当時の校長などへのインタビューを交えてまとめた約17分の映像を見ることができました。
せんだい3.11メモリアル交流館
せんだい3.11メモリアル交流館は、東日本大震災を知り学ぶための場でもあるとともに、津波により大きな被害を受けた仙台市東部沿岸地域への玄関口でもあります。
施設見学の際には、語り部ボランティアの方々の貴重なお話を聞くことができました。
語り部の方がお話してくださったのは、震災で命を落とした方々だけではなく、助かった人たちもまた、罪悪感を抱えているという現実でした。
だからこそ、「皆さんには、どうかそんな思いをしてほしくない」と語るこの言葉には、未来への切実な願いが込められているように感じられました。
学生たちは、震災について学び、それぞれの思いを書き残していました。
震災遺構仙台市荒浜地区住宅基礎
荒浜小学校から海岸へ徒歩7分の場所では、津波により被災し残された住宅基礎や浸食された地形の一部を保存して公開しています。
今回の震災学習では、震災の影響の大きさについて学びを深めるとともに、これから震災が起きたときにどのように対応すればよいかを考えることができました。
今回の震災学習にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。