
校長コラム:260123号|「苦手があるから無理」じゃない。ホテルは“苦手を支える型”がある――あなたの「好き」を仕事にするために
「話すのが苦手です」
「とっさの対応に自信がありません」
「失敗したら怖いです」
こういう相談も多いです。私はまず言います。その不安は、真面目に考えている証拠ですよと。
そして次に、こう伝えます。
ホテルは“才能”よりまず“型”(パターン)で仕事を回す世界だよと。
型① 困ったら「確認」へ戻る
とっさの対応が苦手な人ほど、最初に覚えてほしい一言があります。
「確認いたします。少しお時間いただけますか」
これが言えるだけで、状況が落ち着きます。自分にも相手にも“間”が生まれます。
型② 迷ったら「選択肢」で聞く
うまく説明できない時は、長く話すより、質問を整える。
「AとB、どちらが近いですか」
「禁煙/喫煙、どちらですか」
選択肢は、誤解を減らします。苦手な人ほど、実はこの型で強くなれます。
型③ ミスが怖い人は「記録」で強くなる
失敗が怖い人は、丁寧な人が多い。丁寧さはホテルでは武器です。
おすすめの記録の型はこれです。
いつ/どこ/誰/何/次に何をする
型があると、引き継ぎが安定し、ミスが減ります。
「苦手」は、成長の入口
苦手があるからこそ、工夫が生まれます。
工夫が積み上がると、いつか“自信”になります。
ホテルは、そういう成長が見えやすい仕事です。
あなたの良さは、苦手とセットで磨かれていきます。否定しません。焦らせません。いっしょに、型を増やしていきましょう。


